フランスで英語留学!国の事情と目的別の解説&大学について紹介

フランス留学について

さて、フランス留学について学ぶ前に、フランスについて学んでいきましょう。フランスのイメージといえば、街並みが綺麗で、お菓子が美味しい場所といったところでしょうか。フランスについてよく知っておくことで興味や好奇心が引き立てられ、より留学に前向きになること間違いなしです。それでは、フランスについて一緒に見ていきましょう。

フランスはどんな国

フランスは、西ヨーロッパに属する国であり、アートや美術などが盛んな国です。日本との時差は8時間で、直行便であれば13時間程で着きます。ですが、ヨーロッパに直行便で行くとかなり費用が高くなるので、乗り継ぎで行くことをおすすめします。ユナイテッド航空や、中国経由で行くとかなり費用を抑えられるでしょう。

気候は四季があることが特徴であり、東京の気候にかなり近いので、日本人にとっては馴染みやすい気候かもしれません。また、梅雨がなく乾燥しているので、日本の夏よりも爽やかで過ごしやすいです。天気が変わりやすい面もあるので、夜は冷え込むこともあります。11月になると冬といっても差し支えないほど冷え込むので、上着は必須です。

物価は基本的に高く、外食をする場合は一食2000円前後かかってしまいます。しかしテイクアウトや自炊をすれば、安く済みますし、パリから少し離れた場所では、そこまで物価は高くありません。フランスは世界で4番目に留学生の多い国としても有名なので、留学生に対する準備もある程度は揃っているところが心強いですね。

生活スタイル

フランス生活において、お金はあまり使いません。物価が高いのもありますし、日本に比べて購買意欲を誘うものがあまりないと聞きます。日曜日に店が休みのところも多い上に、コンビニのような24時間営業の店もありませんから、お金を使わずに済むようです。

他に生活面でいうと、トイレの便座がありません。これは日本人にとって、かなり馴染みのないことかもしれません。そして、さらに有料のトイレがほとんどだという事実も驚くことでしょう。一人当たり50円ほどかかるため、何かと不便ですよね。

日常生活においては、お湯が自由に使えないということもあります。フランスでは電気代が安い夜に電力を使い、お湯を沸かします。そのお湯をタンクにためておいて、日中に使うわけですが、この方法は非常に不便です。

そのためホームステイ先によっては、シャワーを使う時間が決められていたり、夜は完全にお湯が出なかったりします。ホームステイ先やルームシェアの相手と揉めないためにも、その点は理解が必要です。

仕事やビジネスのスタイル

フランスは、バカンス大国としても知られているように仕事に対する考え方が日本と大きく異なります。まず、給与者全体の85%が正規雇用者なのです。日本は約60%ですので、先進国の中でもかなり高いことがわかるでしょう。フランスの正規雇用の意味は、無期限の雇用という意味であり、福利厚生などもしっかりしています。

さらに、フランスでは非正規雇用者であっても、正規雇用者と同じ待遇を受けることができます。日本ではあまりないケースですよね。短期間であっても労働者は等しくならなければいけない、という考えが強いのを感じます。フランスでは、福祉や教育が充実している反面、税金が高いですが、フランスの最低賃金は東京の最低賃金より高いのです。子供にかかる教育費もかなり安く済むと考えれば、税金が多少高くとも問題はありません。

また、フランスは個人主義の面が強いと言われる通り、仕事終わりのプライベートをかなり重要視しています。さらには、バカンスと呼ばれる長い休暇もあるため、自分自身へかけられる時間がとても多いのが特徴です。

ビザは取りやすい

学生ビザは、3ヵ月以上滞在する方に適応されるビザです。4ヵ月から6ヵ月まで有効な一時滞在長期ビザと、6ヵ月以上の2つのビザにわかれています。この2つのビザは、18歳以上なら誰でも申請可能です。3ステップほどで申請できますが、履歴書や動機書はフランス語や英語で書く必要があります。必要な申請書類は、ワーキングホリデーのビザと異なるので注意してください。

また、現地の語学学校の入学許可書が必要なので、最低でも3ヵ月以上前から準備しなければいけません。現地に6ヵ月以上滞在する場合は、フランスに行った後に移民局へ書類を提出しなければいけない場合もあるので、滞在期間によって申請書が違うことも把握しておいてください。

また、ビザ申請をする際は、予約をした後にフランス大使館まで行く必要があります。ビザ申請には、お金がもちろんかかりますのでそれも踏まえて、予算を組んでくださいね。学生ビザの利点としては、学割が使えるということ。フランスは物価が高いですが、留学生が多いこともあり各サービスに学割が適応されます。

フランス留学を目的別に解説

ここからは、実際のフランス留学について目的別にご紹介していきます。短期、長期、大学への正規留学、また職人になるための専門学校など留学生が多い国ならではの、システムが数多くあります。

またフランスは高等教育機関のレベルが高いため、英語で授業を行う大学も多いです。なのでフランス語ができなかったとしても、英語さえ使えていれば受け入れてもらえる可能性がかなり高いという特徴があります。

短期留学

フランスでの短期留学は、2週間で申請する人がほとんどです。また英語学習のために短期で留学する人よりは、フランス語学習のために短期留学を選ぶ人が多いでしょう。首都であるパリはインターナショナルな雰囲気が強いため、英語を話してくれる現地の人もいますし、語学学校もいくつかあります。

地方の場合だと英語が通じないことがあるので、ある程度フランス語ができるのであれば、挑戦してもいいかと思います。フランス自体、留学生を多く迎え入れているので多少フランス語ができなくても、生活できるでしょう。なので、フランス語ができないとあまりナーバスになる必要はないです。

長期留学

長期留学を考えている人は、英語でフランス語を学ぶ人や大学附属の語学学校で英語、またはフランス語を学ぶ人が多いようです。長期であれば、学生ビザの申請をする必要があります。長期でいる場合は、英語はもちろんフランス語もかなり上達するでしょう。なので長期留学を機に、フランスの大学へ正規留学をする人も少なくありません。

また長期留学の場合、色々な都市をまわったり、芸術作品に触れることができます。よって、長期ならではの楽しみ方も様々です。

大学正規留学

最近の大学は、英語で専門的な講義をしてくれるところも増えてきているため、一からフランス語を勉強するよりも分野によっては英語で講義してくれるところを探したほうが早いなんてこともあります。大学によっては学部が絞られてしまいますが、その分、専門性の高い知識を得ることが可能です。

ただ、フランスの大学に入学する場合は、バカロレアと呼ばれる資格を取る必要があります。しかし近年は、日本とフランスの間で協定が結ばれたこともあり、その必要がない大学も増えてきました。

職業訓練

フランスには、職業訓練学所があります。職業訓練学所を卒業し単位をもらえると、様々な資格を手に入れることが可能です。その訓練学校の中には、製菓や料理などの職人業に関する学校や、秘書や経理などの事務職の学校など、実践的なことを集中的に教えてくれる学校が数多くあります。職業レベルによって求められる資格も違いますので、ぜひ一度自分の将来についてじっくり考えてみてください。

英語で学べるフランスの大学

次に、英語で受講できる大学を探してみましょう。国際化が進むフランスの大学には、各ヨーロッパの都市から学生が集まるため、共通語である英語で授業するところが多いです。しかし、コースによっては、受け付けてもらえないこともありますので、注意しましょう。

どんなコースがある?

フランスはビジネス系の学校が多いのが特徴的で、英語で受けられるコースも理系学部よりは、ビジネスコースが多いです。また、文化を学びたい人に向けてのコースももちろんあります。もともと、フランスはフランス文化を広めるためにも留学生の受け入れに前向きな姿勢を向けているため、文化や芸術に興味のある方はぜひ調べてみてください。

入学の基準は?

2014年に日本とフランスの間で提携が結ばれたため、以前のように資格を求められることが少なくなりました。センター試験を受けるか、大学に一年以上籍を置いているか、指定されているテストである程度の語学力の証明ができれば問題はありません。

Campus Franceという機関と提携している大学が多く、そこを通らなければ入学許可をもらえない場合もありますので、事前にチェックしましょう。

学費は?

授業料は大学によりますが、基本的にあまりかかりません。なぜかというと、留学生に向けた奨学金の制度が手厚く充実しているからです。ただ、大学への登録費用は別途でかかりますので注意してください。

まとめ

今回はフランスへの留学についてまとめてみました。フランスは、世界でも有数の留学受け入れ国であり、フランス語ができなくても受け入れるキャパシティは持ち合わせている国だとわかってもらえたかと思います。
しかし、フランスの人はフランス語を話せない人に容赦がないというのもよく聞く話ですが、挨拶程度のフランス語でもわかっていれば、優しく対応してもらえるかもしれません。
留学はその国の文化や食べ物、さらに芸術や歴史に存分に浸れることも醍醐味です。なので皆さんも、留学して日本と違った環境や文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。