英語留学したい50代必見!留学方法3パターン&主な悩みと解決法も

これから英語を学びたいという50代の方々必見!ここでは50代の方々が実現できる留学方法を3つに分けて紹介していきます。また、50代の方ならではのお悩みにも解決法を提案しています。

50代の英語留学の3パターン

現在人気が高まりつつある英語留学。そんな中でも、特に50代の方の留学方法には、大きく分けて3つのパターンがあります。それでは、早速見ていきましょう。

短期留学

まず、1つ目は短期留学。数日~数週間程度海外に滞在し、英語を学びます。近年では、長期休暇などを利用して、中高生と一緒に短期留学をする方も増えています。主に語学学校やホームステイでのショートプログラムに参加することになるでしょう。現地の留学エージェントを通じて申し込みます。

短期留学の特徴は、その手軽さ。なんといっても短期間のため、まとまった休みを取れば日本での生活に与える影響も少なく済みます。特に会社勤めの方の中には、長期のお休みを取ることが難しい方も少なくないと思います。さらに、短期間であるため、費用も他の留学形態に比べて比較的低価格で済ませることができます。夏休みやゴールデンウイークなどのちょっとした休みを利用して気軽に英語を学べる短期留学は、お仕事が忙しい方におすすめです。

長期留学

続いては、長期留学。その名の通り、数週間~数か月、場合によっては一年単位の長期間にわたって海外に滞在し、英語を学習します。長期留学をするのは大学生が多く、学校を休学したうえで滞在することが多いようです。内容としては、現地の語学学校のプログラムに参加することが多いです。ホームステイをすることもできますが、数か月の長期にわたって留学生を受け入れてくれるホストファミリーはなかなかいませんので、一ヶ月ごとに新しい受け入れ先を探したりする必要があるかもしれません。

50代の方にとってのメリットは、英語を本格的に学習できるという点。長期にわたって「英語だけの」生活に身を置くことができるため、日本で英会話スクールに通ったりするのと比べて大幅に留学の効果を発揮することができます。実際、長期留学を経験した方々の多くは英語をある程度話せるようになり、学習に見合った成果を得られています。その分大変なことも多くありますので、本気で英語を学習したい、英語を絶対に話せるようになりたい、と強く思われる方にお勧めします。

大学・大学院留学

最後は、海外の大学や大学院に留学するというもの。現地の学生と一緒に日々学び、卒業することで学位の取得を目指します。大学に留学、というと若い世代の人にしかできないことのように思えますが、近年では、大学も学生の多様性を重視し、例え50代の方でも入学を受け入れてくれる学校も多く存在します。

但し、言うまでもなく入学試験に合格しなければならないため、英語の技能試験などの対策も必要不可欠です。また、海外での滞在も長期にわたりますので、入念な準備が必要です。

大学や大学院へ留学するメリットは、学位を取得できること。先ほどご紹介した長期留学と違い、学習した学問分野に応じた学位が卒業時に与えられます。学位は世界的に共通の資格で、仕事の上でも役立つことがあるでしょう。転職をする際にも、海外では卒業した大学や大学院の名前とその学位が非常に重視されます。この点で、大学・大学院留学は、留学後に海外で働くことを検討されている方にお勧めします。

海外の大学進学に必要なテストとは?主要テストと各国の事情を解説

50代の英語留学生の主な悩みと解決法

ここまで50代の英語留学を3パターンご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ここまで読まれた方の中には、様々な懸念事項を持たれた方も多いのではないでしょうか?50代の英語留学者によくある悩みとその解決策を一緒に見ていきましょう。

何を持っていけばいいかわからない

留学に際して、一体何を持っていけばいいのかわからない人も多いと思います。そんな方は、普段の生活で使っているものを一週間にわたって書き出してみましょう。

自分が海外で生活しているのを想像をしながら、「これがあったら便利だな」「これがないと困るだろうな」と思うものをリストアップするとよいでしょう。そうすれば、一体何を持っていけばいいのかわかってくると思います。また、インターネット上には留学で持っていくと便利なものについての情報が多く存在していますので、それらを参考にしてもよいと思います。

若者と一緒に生活するのに抵抗がある

20代の若者と一緒に生活できるのか?一緒に暮らして、トラブルに巻き込まれないか?誰もが不安に思われるのではないでしょうか。

しかし、心配は要りません。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、現地の生活には時間が経てば慣れるもの。若者との生活に最初は慣れないかもしれませんが、きっと時間が解決してくれるはずです。また、英語しか話さない環境にいるため、日本にいる時とは違った感覚で若者と交流できるでしょう。年長者を敬う文化は海外にもありますので、心配する必要はありません。

同年代の友達ができる?

海外で生活するとなれば、誰でも心細く感じてしまうものです。その中でも、価値観を共有できる同年代の友達ができるかどうかはかなり多くの方が気になるポイントなのではないでしょうか。

基本的に、友人の作り方は日本とさほど変わりません。ただ気をつけて欲しいのは、自分から友達を作ろうとしなければ、新しい友達をつくるのは難しくなってしまいかねないという点。逆に考えてみてください。日本で暮らしていて、見知らぬ外国人と友達になろうと声を掛けられる人は、どれほど多くいるでしょうか。それと同じで、アウェーな環境に身を置いている以上、自ら行動を起こさなければなりません。

とは言ってもさほど難しいことではなく、教室で隣になった人、スーパーで一緒にレジに並んでいる人に話しかけてみればよいのです。海外では、街中でエレベーターや電車の中などで見知らぬ人と一言二言カジュアルな会話をすることがあります。その文化を利用し、上手に友人を作りましょう。あなたの心を支えてくれる、気の合う同年代の友人がきっとできるはずです。

英語留学で友達を作りたい!友人の作り方の近道とは?体験をもとにお伝えします!

現地の食生活に合うか不安

これは50代の方々に限らず、日本人ならではの悩みではないでしょうか。多様な国籍の料理が共存し、食への意識が高い日本。海外に行くと、どうしても食文化の違いに悩まされてしまうことがあります。

しかし、これも意外と慣れるものです。例えば、毎週金曜日の夜は新しいレストランを訪ね歩く。そんなルールを決めて新しい料理を発掘してみると、面白い発見に出会えるかもしれません。

他にも、日本から好きな調味料を持参するという手もあります。昨今の和食ブームもあって海外には日本の食材を多く取り扱うスーパーもありますが、やはり値が張っており手を出しにくいもの。また、ふりかけやお茶漬けなどでも取り扱っている店舗はほとんどありません。そのため、あらかじめ日本で買いそろえてから留学に出発するのがよいでしょう。

日本語のサポートはある?

最後に、言語的な問題をご紹介します。程度の差こそあれど、これから留学に出発しようとする人は英語の力に絶対の自信があるわけではないでしょう。そこで気になるのが、「現地に日本語のサポートはあるのか?」ということ。

これは場所や地域により大幅に異なるでしょう。日本人が多く訪れるような観光地では日本語の窓口があることを期待できますが、殆どの場合では、あまり過度な期待をしてはいけません。しかし、留学エージェントが通訳などの必要な手段を準備してくれると思いますので、まずは確認してみるのがよいでしょう。また、あまりに不安な方には日本語で英語を教えてくれる語学学校も、数は少ないですが存在します。いずれにせよ、希望する留学先の国の留学エージェントに問い合わせてみるのが一番です。

英語留学したいシニア世代おすすめの国は?シニア留学のリアルな現実も紹介

まとめ

いかがでしたでしょうか。50代になってから英語留学に出発される方は、仕事上必要にせまられていたり、海外旅行をする夢があったりと、各自様々な目標をお持ちだと思います。これを機に英語をマスターして、新たな世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。最後までご覧いただきありがとうございました。