英語留学のための勉強法、留学してからの勉強法、おすすめの方法をご紹介!

留学前にできる勉強のおすすめ

留学前にできる勉強は、まず机に向かって毎日英語を学習することです。留学中は、やりたいことがたくさんあり、初めての国での生活に慣れることで日々忙しく、本来しなければならない勉強をしていくことは大変です。留学中だけでなく、留学前にしっかりと英語学習を済ませておくことがお勧めです。

基本をしっかりおさらいする

ネイティブスピーカーの会話を聞いていて、難しいなと感じたことはありませんか。長くてペラペラ話されると全く聞き取れないと感じたことが一度もでもあるのではないでしょうか。しかし、難しく考える必要はありません。会話の一つ一つの文は、簡単な文の組み合わせなのです。その簡単な文を理解するためにできることは、基本をしっかりとおさらいしておくことです。具体的に、どんなことがあるのでしょうか。

①     中学校の基本文法を復習する

ほとんどの簡単な会話は、中学校で習う文法が基礎になっています。中学校1年生で習う、is,am,areを使うbe動詞の文から、中学校3年生で習う、関係代名詞節までを一通りおさらいしておくことが大切です。

関係代名詞節の例
He is a university student who is learning English and French.
訳:彼は英語と日本語を学んでいる大学生です。

最低でも、中学校の基礎文法を習得し、文型を生かして文を作ることができるようになれば、英語を使って話すための基礎はついたことになります。

②     自分の言いたいことを言えるように練習する

まずは、自分の好きなことを箇条書きにしてみましょう。

それができたら、単語から文へ英語でまとめてみましょう。

3分を目標にスピーチをしてみましょう。

これができるようになったら、簡単な自己紹介を言えるようになっておきましょう。留学先では必ず自分のことを話す機会がありますし、最初の授業では自己紹介を求められることが一般的です。その時に、すらすらと言えるようになっておくと困ることがありません。例えば、以下のような例があります。

  1. 名前
  2. 出身地
  3. 家族構成
  4. 今勉強していること(日本の学校での専攻科目や得意分野)
  5. 趣味
  6. 留学先の国や学校を選んだ理由
  7. これからやってみたいこと

これらは一部ですが、無理に難しいことを話そうとせず、好きなことや興味があることを中心に話すと、3分間スピーチを求められても、話しやすくなるでしょう。

③     発音の練習をしておくこと

日本人が苦手なのが、「L」と「R」の発音と、「Th」の発音です。特に、「L」と「TH」の発音は日本語にない音なので、トレーニングが必要です。CD付の英語教本を使って、まねをしながら覚えるのも良いでしょう。また、テレビの英会話を見て、ネイティブスピーカーの口のまねをして習得する方法もあります。

発音矯正をしたい!そんなあなたにおススメの英語発音専門スクールとは

英会話の練習をしておく

可能であれば、日本で英会話レッスンを行い、ある程度自信をつけてから留学することをお勧めします。通学型は費用がかかるし時間がない、という人には、オンライン英会話スクールが良いです。

ネット環境があれば、いつでもどこでも利用することが可能です。格安のオンライン英会話スクールは、講師がネイティブスピーカーではなく、フィリピン人など講師であることが多いです。

ただ、講師はスクール独自の厳しい採用基準をクリアし、トレーニングを受けていることがほとんどですので、それでも発音などが心配、と思われる方は、一度体験レッスンを受けてみると良いでしょう。

留学先は、基本的に英会話力が試される場です。インプットよりアウトプットをする機会の方が多いでしょう。そのことに少しでも不安を感じる方は、英会話スクールに限らず、英会話ができる相手を見つけて練習しておくと安心ですね。

留学先での勉強のおすすめ

「留学中だけど、英語がなかなか上達しない。」「語学学校だけで英語学習は大丈夫かな。」など、留学に行ってから勉強法に悩む人も決して少なくはありません。実際に、留学先で英語力を身に着けた人は、どういう勉強をしたのでしょうか。英語の勉強法が合うか合わないかは人それぞれです。自分に合う勉強法が見つければ幸いです。

まずは語学学校

多くの方が語学学校に行かれると思いますが、実は語学学校選びも大切です。日本人が少ない学校やクラス内で同じ国籍の生徒が重ならないように配慮している学校があります。あまり日本人ばかりが固まるクラスでは、日本語なまりの英語で慣れてしまって、実際に国籍の違う相手と話せなくなる可能性があります。さらに、日本人同士で仲良くなりすぎて、日本語ばかりを使ってしまう傾向があります。

なるべく英語らしい英語を学べる機会が持てるよう、国籍配分がしっかりされている語学学校に通いましょう。

教会の英会話クラスを利用する

キリスト教徒が多い国では、教会でボランティアの方が英語を教えてくれる機会があります。キリスト教徒ではなくても受け入れ可能ですし、意外と日本人の利用が少ないです。語学学校を一歩でると、会話の相手がいなくて、もっとアウトプットの機会を増やしたい方にもお勧めです。

日本語や日本文化のボランティア活動をする

ボランティアセンターなどで、日本語を教えるボランティアや、折り紙などの日本文化を教えるボランティアを募集していることがあります。

英語で日本語や日本文化について説明することは意外と難しいものです。折り紙の折り方については、実際に見せることは可能ですが、英語で説明することに初心者は苦労すると思います。

日本のことや教えることに関心がある人には向いているでしょう。実際に始める前に、ある程度日本語や日本について説明ができると良いです。

言えなかったことを書き出す習慣を持つ

人と話をしている時は普段英語を使っていて、「こう言えたら良かった。」とか、「言いたかったことが言葉に出てこない。」という経験があるはずです。その時に、忘れないうちにメモで良いので書き留めておき、後から必ず調べます。そうすることで、次は使えるようになります。

その地道な積み重ねによって、語彙力や表現力がアップするのです。こつこつ努力するのが苦ではない人にお勧めの方法です。

スピーチの練習をする

会話をしていて、すぐに言いたいことが出てこなかった経験はありませんか。会話の瞬発力、とも言われますが、その時言いたいことがすぐに出せないともどかしい気持ちになりますよね。

すぐに言いたいことを切り出せるようにするために、日頃から練習が必要です。最初はテーマについて何でも構いません。

例1:道行く人で気になる人を見かけたら、その人について意見を交えて数分スピーチしてみる。

例2:レストランに行ったら、そのレストランでの経験を良かったことや悪かったことも含めて数分スピーチしてみる。

上記はほんの例ですが、日頃目にするものについて、簡単なことで良いので、2,3分独り言のようにスピーチしてみると徐々に効果が出てくるでしょう。

ラジオやテレビでリスニング力をあげる

日本で中学校レベルの基礎文法ができている人は、留学先でいくら文法を学習しても無駄です。机に向かう時間があれば、その時間はラジオを聴いたりテレビを見たりする時間に当ててみることをお勧めします。

音楽も良いですが、ニュースや天気予報、交通情報、ローカルなニュースなどでネイティブが話す会話のスピードに慣れましょう。

これらのメディアを使うことは、経済的でリスニング力をアップさせるのに効率的です。

まとめ

留学までの勉強法、留学先での勉強法についてまとめました。考えていても始まりません、まずはできるところから試してみましょう。やってみることで、どの方法が自分にふさわしい勉強法かがわかってくると思います。ここで紹介されていない勉強法もあるでしょう。色々調べたり聞いたりして、良い方法が見つかると良いですね。

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