英語留学ではどんな生活が待ってる?国別に生活事情を解説

英語留学を決意したら、次に調べなければならないのが現地の生活事情です。しかし、生活環境というのは行き先の国によって大きく変わることも事実。

そこでこの記事では、主要な留学先での生活事情を紹介するほか、留学の目的別に生活スタイルを紹介しています。

では、さっそく見ていきましょう!

各国での英語留学生活事情

英語留学と一言でいってもその実態は様々です。留学の種類などでも大きく違ってきますが、滞在先の国の違いが一番生活に影響のある要素ではないでしょうか。

そこで、ここでは主要な留学先を中心に、留学生活がどう異なるのか比較していきます。

英語留学の生活事情:アメリカ

留学先の王道といえばアメリカですよね。留学スタイルとしては、語学学校への留学の他に、コミュニティカレッジや大学への交換留学、正規留学などが中心となっています。ワーキングホリデーの協定締結国ではないので、インターンなどをする場合はより本格的なビザを取得する必要が出てきます。

移民が多い国というだけあって、語学学校の種類は本当に様々です。また、大学もリベラルアーツカレッジや総合大学、コミュニティカレッジ(地域の短期大学)など種類によって特色が異なりますので、進学先の学校でも留学経験に差が出てきそうです。

「有名な大学だから盛えていると思ったら、周りに文字通り何もないど田舎だった!」なんて体験談もたまに耳にします。有名大学でも学習に適した環境ということで田舎に位置する大学も少なくありませんので、大学周辺情報を事前に調べておくことも有意義な生活を送る上では非常に重要でしょう。

学生といえば気になるアルバイト事情ですが、アメリカで学生ビザで滞在している場合、基本的には就労することはできないと考えましょう。大学などによっては、法律的に留学生が働ける範囲でアルバイトを提供していることもありますので、お金に困ったら留学先の窓口に相談してみましょう!

英語留学中にアルバイトはできるの?国別の事情を解説

英語留学の生活事情:カナダ

訛りがなく発音が分かりやすいということで、日本に英語講師としてきている人も多いのがカナダです。移民に優しく、治安が良いということも日本人からすると安心できるポイントですよね。

カナダでは学生ビザの他にワーホリビザもありますので、働きながら留学するという選択肢を持つ人も少なくないようです。また、地域によってはフランス語色が強い場所もあるので、英語と一緒にフランス語も勉強したい方には最適な環境でしょう。

しかし、何と言っても生活に影響が出るのが寒さと物価でしょう。ウィンタースポーツを楽しみたい方にはとっておきの環境ともいえますが、寒くて外に出る機会が減ると人との交流が減ってしまう人もいるのではないでしょうか。

また、物価についてはカナダ国内での地域差もあるようですが、場所によっては日本よりも物価が高くなることもあるので気をつけましょう。働きながら英語留学する場合は賃金が高くなることもあるので、一概に悪いことでもなさそうです。

カナダの留学については「カナダ留学に行くとなぜブスになるかを歌ってみた」といった動画が一時期話題になりましたよね。この曲を聴けばカナダ留学の真実が明らかになることでしょう。最後には現地での留学生の声も聞けますので、ぜひ最後まで聴いてみてください。

英語留学の生活事情:フィリピン

短期留学などで日本人が多く訪れるフィリピン。主に語学学校での留学が多いようです。マンツーマンやグループの授業をうまく取り入れている語学学校も多く、自分に合った授業を受けることができるでしょう。

そして、なんといっても留学費用が抑えられるということが魅力です!フィリピンでは物価が安いだけでなく、寮生活をする語学学校が多くあります。3食付きの寮も多く、ホームステイや部屋を借りる場合より滞在費を抑えることが可能です。

また、このような理由あもって、フィリピンは日本人に人気の留学先となっており、語学学校にも日本人が多くいます。そのため、初めての海外留学が不安な人でも安心できるでしょう。

しかし、物価も安く観光客も多いため、場所によってはスリやぼったくりなども少なくありません。フィリピン留学では、学校選びの他に留学する場所選びも重要になってくるでしょう。

フィリピンに英語留学はおすすめ?徹底考察してみた

英語留学の生活事情:オーストラリア

オーストラリアでは、カナダと同様にワーホリビザで滞在することができます。ワーホリビザや学生ビザならアルバイトも可能になっているので、現地でアルバイトをすることで、英語でコミュニケーションをとる実践を行いながら生活費を浮かせることもできます。

また、オーストラリア留学の特徴として、留学先の都市によって生活スタイルが大きく変わることが挙げられます。語学学校が海の近くにあったり、街の中にあったり、自然の中にある田舎の場所であったりと様々ですので、自分のスタイルに合った場所選びをしましょう!

他にも、日本との距離も比較的近く、LCCなどのローコストキャリアの運行もあるため渡航費が節約できる点も魅力的です。オーストラリアでは物価が高めなため、ワーホリビザの活用や渡航費の節約でうまく乗り越えましょう!

オーストラリアの留学事情に関しては、下記のオーストラリア留学センターの留学体験談も参考にしてみてください。

英語留学の生活事情:アイルランド

これまでご紹介した国に比べると知名度は劣りますが、アイルランドも留学先として魅力的な国です。ワーホリビザがあり、働きながら語学学校に通うスタイルも可能です。

アイルランドでの留学では、アジアや日本からの留学生が少ないことも魅力の一つとして挙げられています。日本人がいないところで英語を学ぶことは効率的な留学期間を過ごすということに繋がります。「せっかくならより日本語を遮断した環境で勉強したい!」と思っている方にはオススメです。

また、地理的な特徴として、LCCなどを利用すれば安くヨーロッパ諸国に旅行できるのもアイルランドの大きな魅力ではないでしょうか。

アイルランドでの留学については、下記のiae留学ネットの記事も参考にしてみてください!

目的別の英語留学生活

次に、目的別に留学スタイルの違いを簡単にまとめましたので、ご紹介いたします。

短期留学

短期留学は1週間から留学することができるのが特徴です。

短期ということもあり、長期留学前の詰め込みや観光の延長線上での留学として選択する人も少なくないようです。語学学校に通いながらアクティビティを満喫するなど、短いながらもたくさんの経験を詰め込むことができます。

英語力に関しては、3ヶ月ほどの中長期で滞在する人は本格的に伸ばすこともできるようですが、短期留学では英語を使うことに慣れることができます。

長期留学

長期留学では短期留学に比べて英語漬けの生活により浸ることができるのが特徴です。

ただ長期留学での英語上達については個人差が大きく、事前に目的や目標を明確にしておくことが重要になっていきます。

長期で滞在することで、現地の文化をより深く洞察できる他、人間関係を深めることで英語学習だけに止まらず様々な体験ができるでしょう。

ワーキングホリデー

カナダやオーストラリア、アイルランドでの留学の特徴でもあるワーキングホリデー制度ですが、何と言っても実践的に英語を使うことができるのが魅力的ですよね。

収入源ができるのも他の留学スタイルと異なる点で、英語学習を実践しながら留学費用を抑えることも可能となっています。

現地大学進学

大学の学部交換留学や正規留学はワーホリや語学留学とはまた一味違ってきます。

現地の大学に進学する場合、英語ができるのは当たり前ですが、よりアカデミックな表現に慣れ親しむ必要があり、人によってはハードに感じるでしょう。

しかし、同年代の友達もできやすいことや、日本で通う大学の交換留学制度を使うことで安く留学することができるのも現地の大学に進学する魅力といえます。

まとめ

英語留学と一言で言っても、留学先の国や留学のタイプで生活や留学経験は大きく変わってくることがお分りいただけたでしょうか。

この記事を参考に自分に合った留学スタイルを見つけてくださいね!